令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 地震工学(地震応答解析,強震動予測,地盤振動,地盤液状化,断層変位,災害調査・解析,地震・津波防災)

地震応答解析

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 CS-2 (幸町南6号館 第3講義室)

座長:篠原 聖二(阪神高速道路)

[CS12-50] 免震支承を有する4径間連続鋼箱桁橋における2018年大阪府北部地震の観測記録を用いた再現解析および感度分析

*松本 崇志1、光川 直宏1、服部 匡洋2、篠原 聖二3、馬越 一也4 (1. 株式会社建設技術研究所、2. 一般財団法人阪神高速道路技術センター、3. 阪神高速道路株式会社、4. 株式会社地震工学研究開発センター)

キーワード:大阪北部地震、再現解析、免震支承、非線形解析

2018年6月18日7時58分頃に発生した大阪府北部を震源とする地震において,震源地から約30km離れた位置における鋼4径間連続箱桁橋の地表面や橋脚位置で地震波形が観測されたことを踏まえ,一般的な解析モデルを用いた再現性および解析条件による応答の感度分析を行った.一般的な設計で構築する解析モデルを用いた再現解析の結果,橋脚の直角方向応答以外は観測波形を再現できることが確認された.観測波形に対する解析精度を向上することを目的に,解析条件を変更し感度分析を行った.その結果,橋脚の直角方向応答以外は観測波形の再現性向上に繋がったが.その理由として地盤からの入力損失による影響であると考えられる.

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