地震応答解析

[CS12-54] 大阪府北部の地震におけるPCLNG タンクと周辺地盤の地震観測結果（その1）

*牛田 智樹¹、輪木 佑哉¹、樋口 俊一²、前田 敬一郎² (1. 大阪ガス株式会社、2. 株式会社大林組)

キーワード：LNG タンク、地震観測記録、大阪府北部の地震

1995年兵庫県南部地震の経験を踏まえ、大阪府高石市の臨海部に面した大阪ガス泉北製造所第二工場に貯蔵容量18万m³のPCLNGタンクを建設する際、GL-203.4mの深層にいたる地盤アレー観測を含む地震観測システムを設置した。2000年7月から観測を開始し、これまで工事中の空液状態で観測された2000年10月6日発生の鳥取県西部地震をはじめとして比較的小さな観測記録が取れている。本稿は、2018年6月18日発生の大阪府北部の地震におけるPCLNG タンク周辺地盤の地震観測記録を報告するものである。