[CS12-60] ミャンマー国吊橋の耐震性能照査に係わる報告2~設計図面モデルと現況再現モデルによる解析結果の違い~
キーワード:耐震性能評価、動的応答解析、ミャンマー、吊橋、TDAPIII、Twantay橋
「ミャンマー国吊橋の耐震性能照査に係わる報告1」では、Twantay橋の現況の変状を考慮して作成されたモデルを使用した解析を実施した。今後、ミャンマー国に存在する類似構造を有する吊橋に対して同様の耐震性能照査を実施する場合、現況状態を再現したモデル作成には吊材・主ケーブルの張力測定や主塔の傾き計測を実施して解析モデルに反映する必要があり多大な労力を要する。そこで本論文では、Twantay橋の設計図面モデル及び同橋の現況再現モデルの2つのモデルを用いて線形時刻歴応答解析を実施し、得られた解析結果を比較することで現況の再現が解析結果に与える影響を確認した。
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