[CS12-65] 都市全体の地震・津波による木造家屋倒壊解析に向けたASI-Gauss法の適用
キーワード:ASI-Gauss法、有限要素法、木造家屋
東日本大震災の津波により,沿岸域の木造家屋の多くは瓦礫となった.津波と瓦礫が混在して遡上することで,人的・経済的損失が拡大した.今後津波遡上現象だけでなく,同時に発生する瓦礫発生の総量と拡散状況の事前評価が求められる.そこで本研究では,流体構造連成解析により津波遡上後の瓦礫総量と,拡散・分布の事前評価を目標とし,その前段階として木造家屋,及び都市全体のモデル化について検討を行った.木造家屋の軒数は非常に多く,建物ごとの詳細なモデル化は困難であるため簡易的にモデル化し,建築年ごとに適用された建築基準法に基づいた強度を保有させた.骨組構造の進行性崩壊解析が可能なASI-Gauss法を用いた.
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