令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 地震工学(地震応答解析,強震動予測,地盤振動,地盤液状化,断層変位,災害調査・解析,地震・津波防災)

地震・津波防災

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 CS-2 (幸町南6号館 第3講義室)

座長:山中 亮一(徳島大学)

[CS12-71] 宇和海沿岸地域の南海トラフ地震事前復興デザイン共同研究の取り組み

*山本 浩司1、森脇 亮1、藥師寺 隆彦1、新宮 圭一1、羽藤 英二2、萩原 拓也2 (1. 愛媛大学 防災情報研究センター、2. 東京大学)

キーワード:事前復興、南海トラフ地震、宇和海沿岸地域

東日本大震災から8年が経過し,巨大津波により壊滅した東北沿岸地域の復興事業が困難を極める中,今後の巨大災害に対処するために「事前復興」の重要性が強く認識されている。愛媛県の宇和海沿岸地域は,発生確率が高まる南海トラフ地震により大規模災害が発生する可能性が想定される地域である。その最悪の事態にも対処するために,愛媛県と行政5市町(宇和島市,八幡浜市,西予市,伊方町,愛南町),愛媛大学,東京大学が共同で事前復興デザイン研究に取り組んでいる。本文では平成30年度からの3年間の研究計画と初年度の活動状況を述べる。

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