[CS12-72] 東日本大震災による京都府,大阪府,岡山県への長期避難者の心理的ストレス
キーワード:東日本大震災、避難者、K6、アンケート調査
本研究は,京都府,大阪府および岡山県への避難者を対象にしたアンケート調査から心理的ストレスに関する指標であるK6の値について個人属性別の回答傾向の違い,避難前の地域に避難前の地域による回答傾向の違いに着目した分析を行う.分析の結果心理的ストレスが高いと考えられる属性は,「母子・父子避難世帯」,「単身世帯」,「20,30代」および「無職」であった.今後,起こるといわれている南海トラフ大地震では,約440~950万人の避難者が発生するといわれている.多数の避難者に同レベルの支援を行うことは難しいため,特に困窮度合いの高い属性を明らかにすることで,避難者支援のスクリーニングが必要であると考えられる.
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