令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 地震工学(地震応答解析,強震動予測,地盤振動,地盤液状化,断層変位,災害調査・解析,地震・津波防災)

都市ネットワーク 防災シミュレーション

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 CS-3 (幸町南6号館 第4講義室)

座長:丸山 喜久(千葉大学)

[CS12-74] 鉄道ネットワークに対する地震対策効果の評価シミュレーターの開発

*岩田 直泰1、田中 浩平1、山本 俊六1、鈴木 崇正1、尾崎 尚也1、深澤 紀子1 (1. 公益財団法人鉄道総合技術研究所)

キーワード:鉄道ネットワーク、地震対策、耐震補強、運転規制、復旧戦略、最適化

鉄道に対する地震対策は、耐震補強に代表されるハード対策が基本となり、運転規制と言ったソフト対策も重要である。さらに、どの路線を優先して復旧作業を行うかといった鉄道ネットワークの視点に立った戦略的な対応も地震対策に位置付けられる。従来、これらの対策効果は別々に評価が行われてきた。本研究ではネットワークにおける損失輸送量の最小化を評価基準として、これらの対策効果を統合的かつ定量的に評価できるシミュレーターを開発した。これを用いることにより、地震対策実施の判断に活用できると考える。

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