[CS13-13] サーモグラフィカメラとRTK-GNSSによるアスファルト締固めの温度管理
キーワード:舗装温度管理、サーモグラフィ、RTK-GNSS
アスファルト施工において締固め温度は重要な品質管理基準のひとつである。従来は工場出荷時、現場到着時、敷設時、転圧時、解放時などに温度を測定しているが、点測定である。しかし、アスファルト温度は時間経過とともに低下し、面的にも均一ではない。そこで、サーモグラフィによる面的な温度計測とRTK-GNSSによる高精度な位置計測により、転圧時の温度を面的・時間的に管理した。位置座標XYに時刻座標(Z軸)を加えた3次元空間で表現することにより、温度の全面管理を行うことができた。この情報は施工品質管理、施工方法の検証などに活用でき、アーカイブとして蓄積したデータは道路維持管理における有用な情報となる。
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