令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 原子力施設に係わる土木技術

原子力施設に係る土木技術 (1) (断層変位、斜面)

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 CS-5 (幸町研究交流棟 6F第一講義室)

座長:岡田 哲実(電力中央研究所)

[CS14-09] 岩塊群の崩落挙動評価に必要な実験回数に関する一考察

*河井 正1、水野 康介1、中瀬 仁2 (1. 東北大学、2. 東電設計)

キーワード:崩落岩塊群、試行回数、到達距離、ばらつき

原子力施設に係る残余のリスク評価に際し,想定以上の地震動により生じる斜面崩壊で落下する岩塊群の挙動を予測することは非常に重要な課題となっている.しかし単体の落石実験ではなく,岩塊群を崩落させる実験に関する報告は少なく,しかも結果が大きくばらつくことが予想されるものの,多数回同じ条件で実験を繰り返した例は見当たらない.本研究では,最大到達距離に影響を与える因子を把握する場合を例に,個々の実験結果のばらつきを踏まえた結論を得るために,同条件下で試行するべき必要とされる回数について考察した.

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