[CS14-17] Experimental Study on Evaluation Method for Cracking Characteristics of RC Structure
Keywords:RC Wall, Image Measurement, Maximum Crack Width, Crack Area, Wall Area Increment
原子力施設のRC造建造物においては、地震後の耐漏水機能や機器支持機能等に対する損傷評価が必要となり、その指標となるひび割れ性状を精度良く予測可能な評価手法が求められている。そこで、ひび割れ性状の評価手法を構築するために、ひび割れ状況について詳細な検証用のデータの取得を目的としたRC造壁の静的加力実験を実施した。実験により地震被災後のRC構造物のひび割れ性状に関する詳細なデータを取得できた。ひび割れ幅にひび割れ長さを掛けることで求められるひび割れ面積は、RC構造物の損傷を評価する指標として活用でき、ひび割れ面積は対象となる領域の面積増分によりおおむね評価できるものと考えられる。
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