[CS14-18] RC造構造物のひび割れ性状の評価法に関する解析的研究
キーワード:RC 造壁、画像計測、最大ひび割れ幅、ひび割れ面積、壁板面積増分、有限要素解析
非線形FEM解析により構造物のひび割れ状況を推定し、耐漏洩機能や負圧維持機能といった建物の要求性能を評価する手法の検証を目的として、RC造壁の静的加力実験を対象としたFEM解析を行った。解析により、実験の荷重-変形関係の骨格曲線,壁板の初亀裂発生タイミング等を良好に再現できることを確認した。ただし、分散ひび割れモデルを用いた解析ではひび割れ幅が陽に得られない。そこで、実験のひび割れ面積の増加と、FEM解析による壁板の面積の増大を比較し、変形後の要素面積からひび割れ性状を定量的に評価できる可能性を示した。
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