令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 原子力施設に係わる土木技術

原子力施設に係る土木技術 (3)(液状化、福島第一)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 CS-5 (幸町研究交流棟 6F第一講義室)

座長:河井 正(東北大学)

[CS14-20] 岩ずり地盤の液状化を対象とした遠心力模型実験

*石丸 真1、関口 陽1、平賀 健史2、両角 浩典3 (1. 電力中央研究所、2. セレス、3. 関西電力)

キーワード:岩ずり、液状化、遠心力模型実験

原子力発電所の新規制基準適合性審査においては,Sクラス施設を支持する基礎地盤の対象がひろがり,地震時の地盤の液状化に対する判定や,液状化の影響を考慮した安定性評価が必要となっている.しかし,液状化が懸念される礫質土や岩ずり等の地盤では要素試験や模型実験の事例が少ないことから,合理的な評価が難しい可能性がある.本研究では,要素試験や模型実験によりこれらのデータを蓄積するとともに,数値解析により液状化の影響評価を合理的に行う方法を確立することを目的としている.本稿では,岩ずり地盤の液状化を対象とした遠心力模型実験について報告する.

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