[CS15-01] 内水氾濫時における大阪市中央部の地下空間浸水に関する検討
キーワード:内水氾濫、短時間豪雨、大規模地下空間、浸水予測
近年,都市部において局所的短時間豪雨の発生頻度が高まっている.また,都市部では,限られたスペースを有効利用するために,地下街や地下鉄などの地下空間の利用が進展していったため,地下空間への氾濫水流入の危険性が高まっている.本研究では,複数の地下鉄路線や地下街を有することで複雑な大規模地下空間を構成している都市域を対象として,InfoWorks ICMのモデルを構築し,内水氾濫解析及び地下出入口における氾濫水の浸水過程や流入量の予測に関する検討を行った.解析結果から,地下空間への流入は,地下駅出入口からの流入量が最も大きくなり,地下街は地下鉄や地下駐車場と比べて氾濫水の流入は小さくなる結果となった.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。