[CS2-42] ANALYTICAL STUDY ON PERMANENT REPAIR OF FATIGUE CRACKS OF WELDED GUSSET JOINTS...
キーワード:疲労き裂の恒久補修、面外ガセット溶接継手、下限界応力拡大係数、CFシート、VaRTM技術
本研究では,一般的な鋼鈑桁橋で多用されている溶接継手として,面外ガセット溶接継手を対象に,溶接止端部から発生した疲労き裂が進展しないように,CFシート 接着による疲労き裂補修を行って,その効果を解析的に検証し,必要なCFシートの積層数,段差の形状の設計を行った.CFシートの積層数の設計では,き裂先端における応力拡大係数範囲の計算を基に公称応力範囲をパラメトリックに検討し,必要なCF積層数を決定した.接着接合の端部はく離を防止するため,端部の形状の設計を行った.その結果,本研究の検討条件において,60~100MPaの公称応力範囲に対して,25~51層のCF積層数が必要であることがわかった.
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