[CS3-18] 津波で流出した鋼鉄道橋の再利用判定基準案
キーワード:鋼鉄道橋、橋脚、リベット桁、津波、流出、再利用
沿岸部の鉄道には古い鋼鉄道橋が多い。2011年東北地方太平洋沖地震に伴う津波では、JR東日本線においては、合計64連の鋼桁が流出した。復旧に対しては、その線区の復旧レベルを策定して計画することになるが、構造物の性能を現状維持として早期復旧が求められる場合が多い。その際、通常は橋梁の復旧がクリティカルパスになるため、被災した橋梁を再利用できる判定基準があると線区全体の早期復旧に貢献できる。橋脚と鋼桁それぞれについて、現地の観察や試験から使用できる条件および工期と経済性を考慮した復旧を計画することで、再利用できる判定基準案を作成した。
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