令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 計算力学

計算力学 (1)

2019年9月4日(水) 08:40 〜 10:10 IV-1 (幸町北4号館 428講義室)

座長:斎藤 隆泰(群馬大学)

[CS5-01] SPH-DEM連成解析手法の妥当性確認 ~孤立波による砂山崩壊の再現解析~

*辻 勲平1、浅井 光輝1、高瀬 慎介2 (1. 九州大学大学院、2. 八戸工業大学)

キーワード:SPH、離散要素法、混相流

2011年東北地方太平洋沖地震での巨大津波により多くの防波堤が被災した.今後は津波被害の軽減が急務であり,まずは防波堤崩壊メカニズムの解明が必要となる.本研究グループでは流体解析にはSPH法,防波堤マウンド(土砂礫)の挙動解析に離散要素法DEMを採用し,両者を合わせた水-土混相流連成解析手法を構築してきた.
本研究では,砂山への孤立波衝突実験の再現解析を行い,解析手法の妥当性確認を実施,実験と同様の流出傾向を再現することができた.ここでは,SPHとDEMの連成解析に重要となる抗力モデル,及び洗掘される土塊表面のDEM粒子の取扱いに関する考察を行う.

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