[CS5-09] V&Vにおける不確かさの定量化に向けたRCはりの一斉載荷実験
建設工学分野の構造物はスケールが大きく,材料挙動の非線形性が強いため,その数値解析のV&Vにおいては,特にValidationの方法やそれに用いる実験データの扱いが重要になる.本研究では,RC部材の実験に含まれる不確かさを定量化する試みとして,実験装置の異なる5機関でほぼ同時期にRCはりの一斉載荷実験を行い,その実験結果の整合性やばらつきについて考察した.試験体の作製に関するばらつきを極力抑えるため,1つの場所で同時に試験体を作製した後,各機関に試験体を運搬し,3体ずつ計6体の実験を行った.各機関の実験結果から,実験に含まれる不確かさに関して有用なデータを得た.
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