[CS5-13] 二次元弾性波動問題におけるトポロジー感度法を用いた欠陥形状再構成
キーワード:時間領域境界要素法、弾性波動、逆解析、トポロジー感度
本研究では、定量的非破壊評価法への応用を見越して、トポロジー感度法を用いた簡単な欠陥の位置、個数、形状を同時に決定する問題を考える。具体的には、波動場の数値解と材料表面での計測値との差からなる目的汎関数を導入し、Bonnetが定式化した、対象領域の微小なトポロジー変化に対する目的汎関数の変化率であるトポロジー感度を欠陥検出指標として逆解析を行う。また、対象領域を二次元弾性波動場とし、欠陥からの散乱波の計算には、演算子積分時間領域境界要素法を用いた。 等方性材料中の欠陥に対して、トポロジー感度を欠陥検出指標に用いた逆解析を行うことで、本手法の超音波非破壊評価法に対する適用性能について検討する。
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。