[CS6-04] 変断面位置のずれ止めの水平せん断挙動に着目した実験及び解析検討
キーワード:合成梁、変断面、水平せん断力
合成桁の設計においては,ずれ止めに作用する水平せん断力は,鉛直方向のせん断力と断面諸量に基づいて算定されるため,変断面位置では階段状に変化するとされている.しかし,変断面構造を有する合成桁の解析おいては,変断面位置の左右で水平せん断力が急激に増減する結果が示されており,設計で想定されているずれ止めの挙動とは異なることが予想される.そこで,変断面構造を有する単純支持条件の合成梁模型試験体を作製して載荷試験,また,剛体ばねモデルを用いた弾塑性解析を行った.その結果,鋼梁の回転による変位が変断面位置において特異な挙動を示していることが確認された.
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