[CS6-09] 二重合成Ⅰ桁橋の適用支間長に関する一検討
キーワード:二重合成Ⅰ桁橋、下床版、適用支間長
近年,経済の発展を支える社会基盤に対して,建設コストの縮減が求められている.橋梁分野では,複合構造をはじめ,新形式の構造に対する研究・開発が行われている.本文では,二重合成断面の特性を把握するため,合成I桁断面と同等の断面2次モーメントになる二重合成I桁断面の桁高と下床版厚の検討を行った.つぎに,連続二重合成I桁橋の設計条件および断面寸法を設計例に準拠し,適用支間長の検討を行った.その結果,二重合成I桁の桁高は,下床版厚400mmの場合,合成I桁断面より約3割低減できることがわかった.また,支間長50mの連続合成I桁橋の鋼桁断面と同一にする条件の下,支間長を64mまで増大できる結果が得られた.
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