[CS6-13] 芯材とモルタルによる同径鋼管の連結構造に関する基礎的研究
キーワード:同径鋼管、連結、更新、曲げ、モルタル
照明柱や標識柱などの道路付属物において、腐食劣化や衝突などにより柱基部に損傷が生じることが多い。しかし、基礎まで損傷しているわけではなく基礎を残したまま更新することで、簡易かつ時短が図られると考えられる。そこで、既存の鋼管径と同一の径を用いた更新方法を検討すべく、鋼管柱に対して芯材として連結材を挿入し、その芯材と柱の接合部材としてのモルタルを充填した場合の接合効果を明らかにするため純曲げ実験を行った。挙動として、芯材の剛性とモルタルとの付着との相互関係で決定されると考えられ、連結構造として安定した挙動をするためには、連結鋼管の1/2程度の曲げ剛性を有する芯材を用いる必要があると考えられる。
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