橋と社会 (1)

[CS7-01] 橋の役割　－景観を創る－

*坂手 道明¹ (1. NEXCO西日本コンサルタンツ株式会社)

キーワード：景観

橋は一部の例外はあるが公共の構造物である。公共の構造物である以上、社会の中で種々の役割を担っている。役割の主なものは、当然の事として、物や人を渡す機能であり、同時に安全性、建設・維持管理に対する費用の適切性も求められる。一方で、景観に対する役割も極めて大きい。景観を形成する要素として橋が有り、周囲の状況によっては、橋が景観を創る主体となっている場合もある。良い例、悪い例も挙げながら、橋が景観を創造する上で大きな役割を担っていることを論じ、景観に対する価値を評価する意識を形成する努力を求めた。