[CS7-04] 鋼アーチ人道橋の固有値解析と常時微動観測結果の検討
キーワード:固有値解析、常時微動、RD法、減衰定数
維持管理のための健全度評価の方法を確立することが急務となっている.本研究では,鋼アーチ人道橋を対象とし,解析ソフト「TDAPⅢ」で床版の質量のみを考慮した3次元モデルと床版をモデル化した3次元モデルをを作成し,固有値解析の精度向上を試みるとともに,実測では,1台のサーボ型加速度計を用いて,常時微動を測定し,補修前後の振動数や減衰の変化を検討することを目的とした.床版の剛性を調整することで,実測に近い固有振動数が得られる可能性が示された.対象橋梁の簡易な補修工事により,応答振幅が減少する傾向がみられたが,減衰定数には明確な差はみられなかった.
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