令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 橋と社会

橋と社会 (2)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 CS-4 (幸町研究交流棟 5F会議室)

座長:阿部 雅人(BMC)

[CS7-08] 福島県平田村における市民協働型橋梁セルフメンテナンスシステムの実装

*浅野 和香奈1、阿部 喜彦、岩城 一郎 (1. 株式会社アイ・エス・エス)

キーワード:市民協働、日常点検、橋梁、予防保全、維持管理、チェックシート

財政力や技術力が不足しがちな地方の市町村の日常的な維持管理において,橋を利用者や管理者自らが点検し,簡易なメンテナンスを行うことにより,健全な状態を維持する活動である市民協働型橋梁セルフメンテナンスモデルを構築し各地へ展開した.福島県平田村では2015年から村民によるセルフメンテナンスが行われており、2017年からは村全域で行政区長を主導として簡易橋梁点検チェックシートを使った点検と橋面上の清掃が行われている。ピンの色が暖色になるにつれて橋面の清掃の必要度が高いことを示す橋マップは、当初は暖色系のピンが多く見受けられたが、現在は寒色系のピンで多くプロットされており、住民による取組みの成果が確認

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