[CS8-10] せん断疲労試験による防水層の耐久性評価に関する検討(第2 報) 防水工法の種類を変えた測定
キーワード:橋面舗装、床版防水層、せん断疲労試験、三位一体、使用限界寿命、破壊状況観察
橋面舗装における防水層には交通荷重によるせん断力が作用し,その繰返しによりポットホール等の損傷に至ることが懸念されている.ここで,床版-防水-舗装の各層間に生じる付着切れを構造破壊と定義した上で,防水工法の種類に関係なく比較できる耐久性の共通指標を見出すことを目的として,工法種類を変えたせん断疲労試験を実施した.その結果,すべての試験結果が各工法に固有のS-N曲線に回帰し,工法種類に関係なく耐久性を評価できることを確認した.さらに,試験における破壊状況が防水工法の層構成および材料種類によって様々な形態を示したことから,破壊面から耐久性の低い構成部材または接着界面を特定できることが分かった.
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