[CS8-11] 道路橋RC床版の湿潤状態が複合防水材の接着性に及ぼす影響
キーワード:複合防水工法、湿潤状態、接着性、せん断抵抗性
道路橋RC床版の維持管理の重要性から床版防水が重要となっている。既設舗装撤去時ににおける課題解決に向けて、セメント材料を混合した含浸系防水材を開発し、実施工への適用性を踏まえ、湿潤状態をパラメータに含浸系防水材の接着性への影響を検討した。さらに本研究では塗膜防水材を加えた複合防水工法を適用した場合のせん断抵抗性を含めた接着性能について検討を行った。得られた結果を以下に示すと、引張接着試験において、複合防水では乾燥状態でのみ早期の強度発現が得られたが、長期的には湿潤状態に関係なく、塗膜防水と同程度の接着強度を発揮した。一面せん断試験において、含浸防水に比べ複合防水は高いせん断抵抗性を発揮した。
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