[CS8-13] 鋳鉄床版の継手構造がアスファルト舗装に与える影響検討
キーワード:鋳鉄床版、球状黒鉛鋳鉄、床版取替、継手構造、舗装耐久性、FEM解析
地方自治体が保有する老朽化橋のコンクリート床版取替に着目し,高性能床版として開発されている鋳鉄床版について,短時間で設置が可能な床版パネル継手構造,更にパネル継手部上のアスファルト舗装の耐久性について検討した.床版パネル継手はデッキ下面の主リブおよび副リブのみを高力ボルトで接合し,デッキ面は連結しない構造とし,継手構造が舗装に与える影響を調べるため,線形FEM解析を実施した.解析の結果,主リブ間隔330mmの場合,最大引張ひずみは1290μであり,舗装ひび割れの発生の目安となる引張ひずみ量を下回ることから舗装への影響は小さく,大型車混入率が小さい地方の支線道路への適用性が高いことが確認できた.
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