[CS8-17] 鋼板接着RC床版の健全性把握に関する調査手法の検討
阪神高速道路では,主に昭和46年以前の基準で設計されたRC床版に対して,現行の床版設計基準(道路橋示方書等)に比べ,床版厚および鉄筋量,床版支間等が厳しいことから,下面からの鋼板接着補強を実施してきた.鋼板接着補強により,補強効果を得られたが,内部のRC床版を直接視認できないため,健全性の評価が困難となっている.本稿では,鋼板接着RC床版の健全性把握に関する基礎資料の収集や,調査手法を検討することを目的に,過去に床版の損傷を確認したパネルを含む,鋼板接着RC床版において,コア採取による圧縮強度試験,衝撃荷重載荷試験,レーダ探査調査を実施し,各調査結果を比較・検討した結果を報告する.
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