[CS8-20] MMSデータを使った路面の滞水状況とひび割れの把握手法
キーワード:床版の土砂化、MMSデータ、滞水状況、ひび割れ
近年,道路橋のRC床版の土砂化による損傷が増えてきており,土砂化の検出,補修が大きな課題となっている.床版の土砂化の原因については,床版中の空洞に溜まった水が原因であるという仮説が提唱されており,この仮説が正しいとすれば,水が滞水しやすく,ひび割れの存在する箇所では床版の土砂化が起こりやすいと考えられる.そこで,実橋を対象にモービルマッピング車両を使って収集した点群データを用いて路面で水が滞水しやすい箇所を特定するとともに,路面のひび割れデータを収集することを試みた.本稿ではこれらの結果を提示する.
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