令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 道路橋床版の点検診断と長寿命化技術

道路橋床版の点検診断と長寿命化技術 (3)

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 CS-5 (幸町研究交流棟 6F第一講義室)

座長:小松 怜史(電力中央研究所)

[CS8-23] 展張格子筋を用いたRC床板のSFRC上面増厚補強法における耐疲労性の評価

*中島 博敬1、阿部 忠1、塩田 啓介2、吉岡 泰邦2 (1. 日本大学、2. JFEシビル)

キーワード:RC床版、展張格子筋、SFRC上面増厚補強、耐疲労性

道路橋RC床版は、車両の繰り返し走行に加えて、積雪寒冷地域での融雪剤の撒布による塩害と凍害による床版コンクリート上面の土砂化や、鉄筋の腐食によって断面欠損が生じている。また、設計基準の改定に伴う鉄筋量不足により耐火力・耐疲労性が低下している。これらの損傷に対する補強策として増厚層内に補強筋を配置した増厚補強法が適用されている。
そこで本研究は、SFRC上面増厚補強法として展張格子筋を全面に配置し補強したRC床版及び床版中央で軸直角方向に継手部を設け補強したRC床版を用いて輪荷重走行疲労実験を行い、耐疲労性を評価する。
その結果、両RC床版とも耐疲労性が向上する結果が得られた。

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