令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性 (3)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 CS-2 (幸町南6号館 第3講義室)

座長:田島 僚(大林組)

[CS9-27] 土砂災害調査における調査支援システムの開発(その4)
― 構造物の点検調査におけるRTK受信機の測位結果と構造物図面データとの比較 ―

*河井 恵美1、荒木 義則1、猿渡 雄二1、大泉 拓也2、桐山 魁2、岡本 修2、森安 貞夫3、高田 知典4 (1. 中電技術コンサルタント株式会社、2. 茨城工業高等専門学校、3. 株式会社 近計システム、4. 高田技術経営コンサルタント)

キーワード:RTK、GNSS、衛星測位、ローコスト受信機、災害調査、可搬性

土砂災害が発生すると被害状況等を確認するために緊急的な土砂災害調査が実施される。そのため、調査を効率化するため、我々は高精度衛星測位を用いた調査支援システムの開発に取り組んでいる。本稿では、本システムに導入予定のマルチバンド受信機を用いて、土砂災害により「被害を受けた治山ダム」や「災害復旧により新設された砂防堰堤」の施設点検を行い、現況測量図面や設計図面に対して測位点が一致するか確認し、砂防堰堤下流面等の構造物に近接する環境における測位においてマルチバンド受信機の測位性能の高さを確認した。また,マルチバンド受信機において測位結果が現況測量図面や設計図面とほぼ一致することを確認した。

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