令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性 (4)

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 CS-3 (幸町南6号館 第4講義室)

座長:城古 雅典(前田建設工業)

[CS9-28] 衛星SARデータを活用した貯水池周辺斜面の変動領域の抽出に関する検討

*佐藤 弘行1、石川 亮太郎1、金銅 将史1 (1. 国土技術政策総合研究所)

キーワード:貯水池周辺斜面、衛星SAR、干渉SAR解析、時系列干渉SAR解析、スタッキング解析

社会資本の老朽化対策や防災の観点から戦略的な維持管理に関わる様々な取組みが進む中、その実現に必要な技術開発が求められている。ダム施設の安全管理等の目的で行われる変位等のモニタリングについても、予算や人員が限られる中、平常はより効率的、災害時はより迅速に実施できることが求められている。そこで、本報告では、ダム施設の一部として管理される貯水池周辺斜面の新たなモニタリング手法として筆者らが検討を進めている衛星SAR(Synthetic Aperture Radar、合成開口レーダ)データの活用に向け、干渉SAR解析等3つの解析手法により求めた斜面の変位解析結果から変動領域を抽出した結果を報告する。

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