[CS9-36] PC3径間連続合成桁の固有振動モードの推定
キーワード:固有モード、損傷評価
NEXCO東日本が管理する高速道路のうち約4割が供用から30年を超えており,老朽化や劣化が顕著となっている.2014年より最新の技術を取り入れた高速道路リニューアルプロジェクトを展開し,損傷した構造物の構造性能の向上や回復を図っているが,一方で,国内外においても構造性能を定量的に評価する手法は未だ確立されていない.著者らは構造性能の評価手法として,固有振動モードの発現に着目しているが,単純鈑桁橋については報告例があるものの,多径間連続のコンクリート橋に関する報告例は少ない.今回,一次床版を取り換えたPC3 径間連続合成桁を対象に固有振動モードの抽出に取り組んだ内容について報告する.
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