[CS9-50] 周囲環境の影響を考慮した後施工型腐食環境検知センサの応答に関する検討
キーワード:塩害、腐食、センサ、熱力学連成解析システム
既設構造物に腐食環境検知センサ(以後,センサ)を後施工して,鉄筋の腐食環境をモニタリングする際には,センサ周囲にモルタル等が充填されるため,センサが周辺の腐食環境を短時間では検知できないことが懸念される.そこで本研究ではセンサを後施工した小規模供試体を用いて塩害促進実験及びEPMA分析による塩分浸透分析を行い,塩化物イオンの移動状況及びセンサによる腐食環境検知結果との整合性を確認した.さらにセメント系複合材料の微細構造と物質平衡・移動をモデル化した熱力学連成解析システム(以後,DuCOM1))を用いた数値解析を行い,センサによる腐食検知結果やEPMA分析との整合性を確認した.
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