土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性 (7)

[CS9-59] A Basic Study on Relationship between the Performance of Laser Scanner and the Measurement Precision of MMS

*藤村 大輔¹、山口 裕哉²、白石 宗一郎²、岩上 弘明³、佐田 達典¹、江守 央¹ (1. 日本大学、2. 朝日航洋、3. ニコン・トリンブル)

Keywords:MMS, laser scanner, measurement precision

MMSは３次元位置情報を効率的に高精度で取得するシステムである.現在，MMSは自動運転において必要となる３次元地図（ダイナミックマップ）の作成，河川計測や土木構造物の維持管理などで活用されている．MMSに関する研究として，MMSの標定点用のターゲット板サイズをレーザスキャナの角度分解能と走行速度との関係から検討している研究や， i-Constructionの出来形管理へのMMSの適用を検証している研究はあるが，MMSのレーザスキャナ性能の違いによる精度検証をしているものは少ない．そこで本研究ではMMSのレーザスキャナ性能の違いによる精度検証を行い，性能の違いによる計測精度への影響を検証する．