[I-02] 有限要素法を用いたCFRP平板に対する分散曲線の導出
キーワード:有限要素法、ガイド波、分散曲線、CFRP
近年,平板やパイプ等の長尺材料に対してガイド波を用いた非破壊検査手法の開発に注目が集まっている.ガイド波を用いた検査では長距離伝搬が可能であることから,長尺材料の検査の効率化を図れる半面,多モード性や分散性があるため,波動伝搬が複雑化し,非破壊検査を難しくするといった欠点がある.特に,軽量かつ高強度なCFRPにおいては,強い音響異方性を示すため,波動伝搬特性はさらに複雑となる.そこで本研究では, CFRP平板に対する分散曲線を数値的に求める方法について検討する.分散曲線と本研究で用いる有限要素法について説明した後,数値解析例を示すことで,結果の妥当性について検討する.
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