[I-103] 送電鉄塔の劣化事象と振動特性の関係について
キーワード:送電鉄塔、高解像度カメラ、振動特性
送電用鉄塔では,ボルト緩み,基礎変位,部材腐食などの経年劣化事象が発生している.このような劣化事象を詳細に診断するには,技術者が昇塔して確認するため,安全面に懸念がある上,技術者による診断評価に差が生じる可能性がある.そこで著者等は,客観的かつ定量的に劣化評価を行う簡易な方法として,高解像度カメラを用いた振動特性による評価を提案している.本報告では,送電鉄塔の劣化事象である基礎変位および部材腐食による鉄塔の振動特性の変化を確認した.また,高解像度カメラを用いて送電用鉄塔を計測し,鉄塔の振動特性が計測出来るか確認した.
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