令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持・管理(耐荷性能)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 I-4 (幸町北3号館 321講義室)

座長:石川 敏之(関西大学)

[I-113] 当て板高力ボルト補修された断面欠損鋼板の分担軸力の推定

*八重垣 諒太1、石川 敏之2 (1. 関西大学大学院理工学研究科、2. 関西大学)

キーワード:断面欠損、当て板補修、高力ボルト、分担軸力

鋼橋では,鋼部材の腐食損傷が数多く報告されており,損傷箇所に対して当て板高力ボルト補修が行われる場合がある.一方で,当て板高力ボルト補修した主板の分担軸力は,設計で仮定される主板と当て板を合成断面として算出した主板の分担軸力より大きくなることが報告されている.既往の研究では,当て板高力ボルト補修された主板の分担軸力の推定式が提案されているが,当て板高力ボルト補修部の接合条件や断面欠損の形状を変化させた場合の推定式の妥当性は検討されていない.そこで本研究では,有限要素解析を用いて,当て板高力ボルト補修部の接合条件や断面欠損の形状を変化させた場合の推定式の妥当性と推定精度を明らかにした.

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