令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持・管理(点検モニタリング)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 I-4 (幸町北3号館 321講義室)

座長:新田 恭士(土木研究所)

[I-117] 多視点画像解析を用いた橋梁の3Dモデル化の精度検証に関する研究

*小川 裕棋1、森田 千尋1、山根 誠一2、濱田 貴光3 (1. 宮崎大学、2. (株)コスモエンジニアリング、3. (株)大進)

キーワード:SfM、多視点画像解析、精度検証、橋梁、点検手法

日本では橋梁の老朽化に伴い、5年に1度の定期点検が義務付けられている。しかし、予算不足や技術者不足が問題となっている。そこで経済的かつ効率的な点検手法として多視点画像解析の1種であるSfMを利用することが検討されている。本研究では効率的なインフラ点検手法の検討を目的とし、供試体と橋梁を対象に精度検証を行った。供試体による検証ではスプレーを使用することにより再現性が向上した。また、スプレーを使用しない場合写真の枚数を増やし光度300~800Luxであればモデル作成が可能であった。橋梁による検証では地覆厚における誤差は10mm以内であり、実際の点検においても十分適用可能であることが分かった。

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