[I-123] 舗装路面のスクリーニング画像計測装置の開発とその分析手法の構築
キーワード:一般道、クラック、影領域、グループ化
本研究は一般道の舗装路面を撮影する計測車両の開発と,そこから得られる画像を用いて路面のクラックを自動で抽出するシステムを構築することを目的としている.計測車両の開発では,山梨県道路パトロールカーを対象とし,車両のキャリアにカメラを固定する冶具を取り付け,その上に路面を撮影するカメラ(SONY製 PXW-FS5)を設置した.しかしながら,このようにして得られる画像は白線や影を多く含んでおりクラック抽出の弊害となった.そこで,平滑化処理やクロージング処理を施し輝度が近い値同士でグループ化を行い,グループごとに輝度の補正をすることで,白線や影を考慮しなくてもクラックの抽出が行えるようになった.
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