維持・管理（測定）

[I-130] 鋼製フィンガージョイント櫛下面ひずみによる活荷重実態の把握

*石原 佳典¹、上田 憲寿¹、和田 宏之²、松本 健太郎³ (1. 西日本高速道路エンジニアリング関西（株）、2. 西日本高速道路（株）、3. （株）ワイ・シー・イー)

キーワード：鋼製フィンガージョイント、活荷重実態、疲労、ひずみ測定、BWIM

鋼製フィンガージョイントの設計について、NEXCOにおける平成15年以前の設計要領では疲労耐久性は特に考慮していなかったことから、SM520材等の高強度鋼材を使用し、静的な許容応力度から板厚を低減しているものがある。これらは、疲労耐久性が低いことが考えられ、櫛の疲労損傷が発生することが懸念される。このことから、疲労耐久性の照査を実施して今後の維持管理方法等について検討するため、鋼製ＦＪ櫛下面のひずみを利用したBridge Weigh-In Motionを実施し、活荷重実態について分析を行なった。