[I-141] 断面欠損した鋼桁端部のCFRP接着による補強効果の解析的検討
キーワード:鋼桁端部、断面欠損、補強、VaRTM、炭素繊維シート、プリフォーム材
本研究は,VaRTM成形技術を用いて,FRP部材の成形と接着を同時に行うことで,短工期で鋼部材の補修・補強を行う工法の開発を目的としたものである.ここでは,損傷事例の多い,鋼桁端部のウェブ下端の断面欠損に対する補強について,CFRP部材による耐力の向上効果を解析的に検討した.CFRP部材の積層数をパラメトリックに検討した結果,桁端ウェブパネルに100%の欠損が生じた場合でもCFRP部材の適切な配置により,補強も十分に可能であること,圧縮・引張側に相互にPF材を配置する補強方法が効果的であることが確かめられた.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。