[I-144] Recovery of bending strength of steel members bonded by CFRP with defects near welded joints of stiffeners
Keywords:sectional loss, bending strength, VaRTM, carbon fiber sheet, bonded joints, debonding
本研究は、真空含浸工法(VaRTM)の成形技術を用いてCFRPと既設鋼部材を一体化させる工法の適用性を検討したものである.補剛材の溶接継手部近傍に断面欠損を有する、板厚10mmの鋼部材に対して、CFRPの配置(3ケース)がその曲げ耐力の回復に及ぼす影響を明らかにすることを目的として、実験的な検討を行った.その結果、断面欠損量と等価な剛性のCFRPを配置することで、CFRPが曲げ圧縮状態になる場合、全ての補修方法で性能が回復し、曲げ引張状態になる場合、早期にはく離が生じ、性能回復に至らないことが確かめられた.
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