[I-146] CFRP補剛材を用いた鋼桁端部の補強効果に関する実験的検討
キーワード:炭素繊維強化プラスチック、VaRTM、補剛材、鋼桁、圧縮特性
橋梁鋼桁支承の取替え時、ジャッキアップによる座屈防止として垂直補剛材を設けることがある。しかしながら、補剛材を設置する場合、製作や施工の手間が掛かることに加え、溶接による既設鋼桁への熱影響が懸念される。一方で近年、旅客機の構造部材等の大型FRP構造物の製造で用いられるVaRTM(Vacuum assisted Resin Transfer Molding)成形技術を用いて,FRPと既設鋼構造物を一体化させる工法の開発が行われている。本研究ではVaRTM法を用いてCFRP補剛材を鋼材に成形・一体化させた鋼桁を作り、その鋼桁の圧縮補強効果を実験にて確認した。
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