令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第I部門

診断・補修・補強 (3)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 I-5 (幸町北3号館 322講義室)

座長:北根 安雄(京都大学)

[I-152] 耐久性の高い塗替え塗装における素地調整について

*山田 健太郎1、山田 翔平2 (1. 中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋(株)、2. ヤマダインフラテクノス(株))

キーワード:鋼橋 、長寿命化 、塗替え塗装、素地調整 、ブラスト 

鋼橋の長寿命化には、定期的な塗替え塗装が必須である。日本では、素地まで錆びても3種ケレンが用いられてきたため、過度な腐食を生じたケースが見られた。工場塗装並みの1種ケレンで施工することで、長期の耐久性が確保できる。ここでは、1種ケレンに用いられる使い捨ての鉱砕スラグ系や再利用できるスチール系の研削材を用いたブラスト、および塗膜剥離剤を、作業性や環境負荷、産廃廃棄費を含めたコストで比較した。

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