Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第I部門

診断・補修・補強 (4)

Tue. Sep 3, 2019 4:40 PM - 6:10 PM I-5 (幸町北3号館 322講義室)

座長:小西 拓洋(東京都市大学)

[I-159] Numerical investigation on the integrity evaluation of diagonal members of the truss bridge with corrosion cutting

*山本 寧音1、岩崎 英治1 (1. 長岡技術科学大学)

Keywords:Truss bridge, Diagonal member, Corrosion cutting, Buckling analysis, Finite Element Method

トラス橋の斜材は,腐食が進行すると,すみ肉溶接が切れることがある.トラス橋の圧縮斜材は,荷重の作用下において,斜材の柱としての部材座屈だけでなく,斜材を構成する板の局部座屈が生じないように設計されている.板の溶接部が腐食切れにより分離すると,溶接切れ部が自由辺となり,板の局部座屈強度は低下すると考えられる.本研究では,トラス橋の腐食切れ長さと斜材の座屈の関係を初期たわみや残留応力の影響を考慮した設計式と有限要素解析により明らかにして,腐食切れの生じた斜材の健全性評価の方法を提案することを目的とし,腐食切れの生じたトラス橋斜材を構成する板の局部座屈による腐食切れレベルを示した.

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