座屈・耐荷力（板・その他）

[I-177] Research on compressive load-carrying capacity method of corroded steel plate

*大庭 拓也¹、藤井 雄介²、原田 拓也³、小林 亮司⁴、中村 俊文⁵、村井 向一⁶、蔭山 裕太⁷、別所 和希⁸、谷口 望⁹ (1. 日立造船株式会社、2. 西日本高速道路株式会社、3. 株式会社高速道路総合技術研究所、4. 東日本旅客鉄道株式会社、5. JFEエンジニアリング株式会社、6. 宮地エンジニアリング株式会社、7. 株式会社横河ブリッジ、8. 三井共同建設コンサルタント株式会社、9. 前橋工科大学)

Keywords:Bridge maintenance, Diagnosis of deterioration, Load-carrying Capacity

橋梁の維持管理では定期点検の判定などマニュアル化等により効率化が図られている．しかし，定期点検における変状に対する性能評価は，定性的な評価が一般的であり，特に道路橋においては，詳細調査や対策の要否は技術者の技量によるところが大きい．また，詳細調査や対策を実施する場合は，更に膨大な時間と費用を要することとなる．本論分では，劣化・損傷のうち腐食に着目し，既往の耐荷力評価式を整理し，腐食形状（腐食モデル）が耐荷力評価にどのような影響を与えるか試算を行うことで，簡易調査によって定量的に対策の要否を判定できる方法の可能性について検証を行った．