[I-177] 腐食した鋼板の圧縮耐荷力評価方法に関する研究
キーワード:橋梁点検、劣化診断、耐荷力評価
橋梁の維持管理では定期点検の判定などマニュアル化等により効率化が図られている.しかし,定期点検における変状に対する性能評価は,定性的な評価が一般的であり,特に道路橋においては,詳細調査や対策の要否は技術者の技量によるところが大きい.また,詳細調査や対策を実施する場合は,更に膨大な時間と費用を要することとなる.本論分では,劣化・損傷のうち腐食に着目し,既往の耐荷力評価式を整理し,腐食形状(腐食モデル)が耐荷力評価にどのような影響を与えるか試算を行うことで,簡易調査によって定量的に対策の要否を判定できる方法の可能性について検証を行った.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。