[I-184] 構造同定と最適化計算による構造解析モデルの精緻化手法に関する検討
キーワード:最適化計算、遺伝的アルゴリズム、カーネル密度推定
本研究では,最適化計算によるFEモデル精緻化手法について,実応答から参照値を取得するプロセスと,モデルパラメータを最適化するプロセスについて,精度と合理性の観点で計算手法の妥当性を検討した.具体的には,構造同定手法に統計分析手法であるカーネル密度推定を援用して,参照値となり得る有意な推定結果を抽出した.また,実構造物の全体系および部材系レベルにおいて最適化アルゴリズムの遺伝的アルゴリズムおよび内点法を比較し,最適化計算の検討を行った.その結果,いずれの構造物においても遺伝的アルゴリズムの方が解析値の振動特性が実応答に近づくようにFEモデルが更新された.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。