[I-188] 道路標識の振動応答解析モデルのパラメータ推定
キーワード:構造ヘルスモニタリング、道路標識、有限要素モデル、スウェイロッキング
我が国では高度経済成長期以降に整備された多くの社会資本の老朽化が進んでおり,構造物の健全性を効率的・定量的に把握する必要がある.著者らは,振動モニタリングによる構造物健全性評価の研究を行っている.本研究では道路標識をその研究対象とし.振動特性の変動要因を解明するために,道路標識の振動特性を再現する数値モデルを,最急降下法を用いて推定した.結果として,擬似観測データを用いた際は,モデルパラメータは正しく推定されたが,実観測データを用いた際にはモデルパラメータは正しく推定されなかった.今後は,有限要素モデルと観測データの再検討を行い,実際の観測データをより説明するようなモデルの同定が課題となる.
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